本覺寺

もと臨済宗で、1226年(嘉禄2年)に宗祖栄西により創建されたと伝わる。現在の高島台から幸ヶ谷小学校(権現山)にかけて続いていた丘の上にあり、東海道と神奈川湊を見下ろす交通の要衝にあることから、戦国時代には隣接して権現山城・青木城が造られた。1510年(永正7年)、一帯が上杉氏と上田政盛との権現山合戦の戦場となったため荒廃したが、1532年(享禄5年/天文元年)に曹洞宗の寺として再興された。

江戸時代になると周辺は神奈川宿として栄えた。幕末の1859年7月1日(旧暦安政6年6月2日)に横浜が開港、これに伴って7月4日(旧暦6月5日)、横浜港が一望できることから、初めての在横浜アメリカ領事館が本覺寺に置かれ、関内の外国人居留地に移る1863年(文久3年)まで当地に駐在していた。


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